(16)伊邪那岐命いざなきのみこと(17)伊邪那美命いざなみのみことが次に生んだ神は、(67)鳥之石楠船神とりのいわくすふねのかみ、またの名を天鳥船あめのとりふねといいます。

次に生まれた神は、(68)大宜都比売神おおげつひめのかみ

次に生まれた神は、(69)火之夜芸速男神ひのやぎはやおのかみ、またの名を火之炫毘古神ひのかがびこのかみ、またの名を火之迦具土神ひのかぐつちのかみといいます。

この火の神1を生んだため、(17)伊邪那美命いざなみのみことは陰部が火に焼かれて病に倒れて床につかれました。

(17)伊邪那美命いざなみのみことの嘔吐物から生まれた神は、(70)金山毘古神かなやまびこのかみ(71)金山毘売神かなやまびめのかみ

次に、糞から生まれた神は、(72)波邇夜須毘古神はにやすびこのかみ(73)波邇夜須毘売神はにやすびめのかみ

次に、尿から生まれた神は、(74)彌都波能売神みつはのめのかみ(75)和久産巣日神わくむすひのかみで、この神2の子が、(76)豊宇気毘売神とようけびめのかみです。

こうして、(17)伊邪那美命いざなみのみこと火の神3を生んだことで、その身を傷めてついに亡くなってしまいました。

この(67)鳥之石楠船神とりのいわくすふねのかみ天鳥船あめのとりふねから(76)豊宇気毘売神とようけびめのかみまで、合わせて八柱の神々が生まれました。

※普通に数えると八柱ではないのだが、(70)金山毘古神かなやまびこのかみ(71)金山毘売神かなやまびめのかみ(72)波邇夜須毘古神はにやすびこのかみ(73)波邇夜須毘売神はにやすびめのかみ対の神なので、一柱と数える。これにより八柱となる。

(16)伊邪那岐命いざなきのみこと(17)伊邪那美命いざなみのみこと二柱の神がともに生んだものは、島が十四島、神が三十五柱です。これらはすべて、(17)伊邪那美命いざなみのみことが亡くなる以前に生まれたものです。

ただし、「意能碁呂島おのごろしま」だけは、生んだ島には含まれません。
また、(18)姪子ひるこ淡島あわしまも、生まれた子どもたちには数えません。

十四島
大八島国おおやしまのくに八つの島4)・六島むしま六つの小島5)を合わせて十四島となる。

三十五柱
(19)愛比売えひめ(36)天両屋あめのふたや十八柱(37)大事忍男神おおことおしおのかみ(46)速秋津比売神はやあきつひめのかみ十柱(55)志那都比古神しなつひこのかみ(58)鹿屋野比売神かやのひめのかみ四柱(67)鳥之石楠船とりのいわくすふね天鳥船あまのとりふね(69)火之夜芸速男神ひのやぎはやおのかみ火之炫毘古神ひのかがびこのかみ)(火之迦具土神ひのかぐつちのかみ三柱を合わせて三十五柱となる。

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