一宮とは、律令制1下の日本において、旧国(令制国2)の各「国」の中で最も格式が高いとされた神社のことを指す。
ここでは以下の神社を、五畿八道3ごとにすべてまとめた。
- 歴史的に一宮とされる神社
- 全国一の宮会に属している神社
- 全国一宮会によって制定された新一宮
- 断定はできないが一宮と称している神社
- 元々一宮だった神社
- 一宮と推定される神社
※五畿八道には蝦夷国と琉球国はないため、見出しは北海道と沖縄としてある。
☆一宮解説はこちら
☆旧国名(令制国)についてはこちら
畿内


山城国
- 賀茂別雷神社 ※全国一の宮会加盟
- 賀茂御祖神社 ※全国一の宮会加盟
摂津国
- 坐摩神社 ※全国一の宮会加盟
- 住吉大社 ※全国一の宮会加盟
大和国
- 大神神社 ※全国一の宮会加盟
河内国
- 枚岡神社 ※全国一の宮会加盟
-河州 交野郡
交野郡は、かつて河内国にあった郡
- 片埜神社 ※河内国の一宮とも称されていた。
和泉国
- 大鳥大社 ※全国一の宮会加盟
東山道



※陸前国・羽後国・羽前国・磐城国の一宮として言われてるものはありません。
陸奥国 ※分割前の地図のほうの国です。
- 石都々古和気神社
※「馬場都々古別神社」、「八槻都々古別神社」のどちらかから分祀4されたものであるという説があり、一宮と称している。 / ※全国一の宮会加盟 - 鹽竈神社 ※全国一の宮会加盟
- 馬場都々古別神社(都都古和氣神社)
※全国一の宮会加盟 - 八槻都々古別神社(都々古別神社)
※全国一の宮会加盟
-津軽国(陸奥国)
津軽国というものは歴史上はなく、陸奥国の中に津軽郡としての名称はあった。なので範囲としては津軽郡の中の一宮である。なぜ、「陸奥国」または「陸奥国」の一宮としなかったかは、大きく2つの要因がある。
①新一宮が制定されたときの政治的背景。
②分割前の「陸奥国」と分割後の「陸奥国」は漢字が同じであるため区別が難しく、津軽国としたということである。
(全国一宮会の方に電話してお聞きした情報です。)
- 岩木山神社
※全国一の宮会加盟 / ※新一宮

-陸中国
- 駒形神社
※全国一の宮会加盟 / ※新一宮
-岩代国
- 伊佐須美神社
※新一宮制定前の元々は陸奥国の二宮 / ※全国一の宮会加盟 / ※新一宮
出羽国
- 鳥海山大物忌神社 ※全国一の宮会加盟
下野国
- 宇都宮二荒山神社 ※全国一の宮会加盟
- 日光二荒山神社 ※全国一の宮会加盟
上野国
- 一宮貫前神社 ※全国一の宮会加盟
信濃国
- 諏訪大社 ※全国一の宮会加盟
飛騨国
- 水無神社 ※全国一の宮会加盟
美濃国
- 南宮大社 ※全国一の宮会加盟
近江国
- 建部大社 ※全国一の宮会加盟
北陸道


越後国
- 天津神社
※一宮と称しているが、正式な一宮かは不確定。 - 居多神社 ※全国一の宮会加盟
- 彌彥神社 ※全国一の宮会加盟
越中国
越前国
- 氣比神宮 ※全国一の宮会加盟
能登国
- 氣多大社 ※全国一の宮会加盟
加賀国
- 白山比咩神社 ※全国一の宮会加盟
- 石部神社
※加賀国総社であり、一宮とする考えもある。
若狭国
- 若狭彦神社 ※全国一の宮会加盟
- 若狭姫神社 ※全国一の宮会加盟
※「上社:若狭彦神社」、「下社:若狭姫神社」を総称して「若狭彦神社」と呼ばれる。
佐渡国
- 度津神社 ※全国一の宮会加盟
東海道


常陸国
- 鹿島神宮 ※全国一の宮会加盟
下総国
- 香取神宮 ※全国一の宮会加盟
上総国
- 玉前神社 ※全国一の宮会加盟
安房国
- 安房神社 ※全国一の宮会加盟
- 洲崎神社
※正式に一宮と記載された書物がないため、不確定。 / ※全国一の宮会加盟
武蔵国
- 大宮氷川神社 ※全国一の宮会加盟
- 小野神社
- 氷川女体神社 ※全国一の宮会加盟
- 中山神社
※基本的には一宮扱いとはされていないが、「大宮氷川神社」、「氷川女体神社」と合わせて一宮とする考えもある。
-知知夫国
武蔵国の北西部にあたる、令制国6となる前の地域名である。
- 秩父神社
※新一宮制定前の元々は武蔵国の二宮 / ※全国一の宮会加盟 / ※新一宮
相模国
- 寒川神社 ※全国一の宮会加盟
- 鶴岡八幡宮
※全国一の宮会に加盟しているため一宮となってはいるが、歴史的には一宮とはされていない。 / ※全国一の宮会加盟
伊豆国
- 三嶋大社 ※全国一の宮会加盟
甲斐国
- 浅間神社 ※全国一の宮会加盟
-市川郷
- 一宮浅間神社
※甲斐国一宮と称されたが、市川郷一宮であるという考えが通説。
駿河国
- 富士山本宮浅間大社 ※全国一の宮会加盟
遠江国
三河国
- 砥鹿神社 ※全国一の宮会加盟
尾張国
- 大神神社
※「真清田神社」と対で一宮と称しているが、不確定。 / ※全国一の宮会加盟 - 真清田神社 ※全国一の宮会加盟
伊勢国
- 椿大神社 ※全国一の宮会加盟
- 都波岐奈加等神社
※「都波岐神社」と「奈加等神社」を合祀7し、「都波岐奈加等神社」となったが、元々は、「都波岐神社」が一宮とされていた。 / ※全国一の宮会加盟
志摩国
- 伊雜宮 ※全国一の宮会加盟
- 伊射波神社 ※全国一の宮会加盟
伊賀国
- 敢國神社 ※全国一の宮会加盟
山陰道


丹波国
- 出雲大神宮 ※全国一の宮会加盟
丹後国
- 籠神社(元伊勢籠神社)
※全国一の宮会加盟
但馬国
- 粟鹿神社
※「出石神社」を一宮とし、「粟鹿神社」を二宮とする考えもある。※全国一の宮会加盟 - 出石神社 ※全国一の宮会加盟
因幡国
- 宇倍神社 ※全国一の宮会加盟
伯耆国
- 倭文神社 ※全国一の宮会加盟
出雲国
- 出雲大社 ※全国一の宮会加盟
- 熊野大社 ※全国一の宮会加盟
石見国
- 物部神社 ※全国一の宮会加盟
隠岐国
- 水若酢神社 ※全国一の宮会加盟
- 由良比女神社 ※全国一の宮会加盟
山陽道


播磨国
- 伊和神社 ※全国一の宮会加盟
美作国
- 中山神社 ※全国一の宮会加盟
備前国
- 安仁神社
※元々一宮となるはずだったが、歴史的背景により、朝廷から地位を剝奪された。 - 石上布都魂神社 ※全国一の宮会加盟
- 吉備津彦神社 ※全国一の宮会加盟
備中国
- 吉備津神社 ※全国一の宮会加盟
備後国
- 吉備津神社 ※全国一の宮会加盟
- 素盞嗚神社
※一宮と称しているが、不確定。 / ※全国一の宮会加盟
安芸国
- 嚴島神社 ※全国一の宮会加盟
周防国
- 玉祖神社 ※全国一の宮会加盟
長門国
- 住吉神社 ※全国一の宮会加盟
南海道


紀伊国
- 伊太祁󠄀曽神社 ※全国一の宮会加盟
- 丹生都比売神社 ※全国一の宮会加盟
- 日前神宮・國懸神宮 (二社あわせて「日前宮」ともいう。)※全国一の宮会加盟
阿波国
- 天石門別八倉比売神社 ※一宮の推定地のひとつ
- 一宮神社
※一宮の推定地のひとつで、元々は「上一宮大粟神社」が一宮であったが、参拝に不便であるため分祠が作られ、こちらが一宮となったと伝えられる。 - 忌部神社
※場所自体は阿波国の領域。四国一宮を称していた。 - 大麻比古神社 ※全国一の宮会加盟
- 上一宮大粟神社 ※一宮の推定地のひとつ
讃岐国
- 田村神社 ※全国一の宮会加盟
伊予国
- 大山祇神社 ※全国一の宮会加盟
土佐国
- 土佐神社 ※全国一の宮会加盟
淡路国
- 伊弉諾神宮 ※全国一の宮会加盟
西海道


筑前国
- 住吉神社 ※全国一の宮会加盟
- 筥崎宮 ※全国一の宮会加盟
- 北斗宮 ※一宮を称している。
筑後国
- 高良大社 ※全国一の宮会加盟
豊前国
- 宇佐神宮 ※全国一の宮会加盟
豊後国
- 大分社 ※元一宮
- 西寒多神社 ※全国一の宮会加盟
- 柞原八幡宮 ※全国一の宮会加盟
肥前国
- 千栗八幡宮 ※全国一の宮会加盟
- 與止日女神社 ※全国一の宮会加盟
肥後国
- 阿蘇神社 ※全国一の宮会加盟
日向国
- 都農神社 ※全国一の宮会加盟
薩摩国
- 新田神社 ※全国一の宮会加盟
- 枚聞神社 ※全国一の宮会加盟
大隅国
- 鹿児島神宮 ※全国一の宮会加盟
-多禰国
702年~824年まで122年間存続し、その後大隅国に編入した。
- 益救神社
壱岐国
- 天手長男神社
※一宮に比定されているが確証は薄い / ※全国一の宮巡拝会加盟 - 興神社
対馬国
- 厳原八幡宮神社
※一宮に比定されているが確証は薄い。 - 海神神社 ※全国一の宮会加盟
北海道


蝦夷国
- 姥神大神宮
※渡島国一宮と称している。陸奥国松前一宮ともされる。 - 北海道神宮
※石狩国の一宮ともされる。※全国一の宮会加盟 / ※新一宮
-渡島国
- 姥神大神宮
※一宮と称している。蝦夷国一宮、陸奥国松前一宮ともされる。 - 徳山大神宮
-石狩国
- 岩見沢神社 ※一宮と称している。
- 北海道神宮
※蝦夷国一宮ともされる。 / ※新一宮
--屯田兵村
この屯田兵村があった領域は石狩国。屯田兵村と呼ばれるところは他にもあるがこれは、屯田兵8によって形成された集落のこと。
- 琴似神社 ※屯田一宮と呼ばれる。
-北見国
- 網走神社 ※一宮と称している。
-十勝国
- 十勝神社 ※一宮と称している。
-釧路国
- 厳島神社 ※一宮と称している。
沖縄
琉球国
- 波上宮 ※全国一の宮会加盟 / ※新一宮


